第1話 私はデビー
給食スタッフのキャシーは学校で貧困家庭への給食配布が止まり、ジェーンの所へ相談にやって来る。教育委員会は何もできないと、キャシーの希望は通らない。キャシーの社会保障番号を調べると死人のもので、キャシーの正体はテロリストのエラ・ローソンだった。10年も前のことで戦争反対の抗議のためにテロを行い、それ以来、給食スタッフとして真面目に暮らすエラ。ジェーンは司法省にエラの件で取引してもらおうとする。オーウェンの弟チャーリーはストリップクラブで財布を盗まれ、ネットの評価サイトにクラブの悪口を書いて訴えられる。オーウェンはチャーリーの弁護してクラブから防犯カメラ映像を手に入れが、チャーリーが財布をすられた様子は見られない。グレイソンは休暇を取って姿を消し、ジェーンはテリーに頼んでグレイソンの行方を追ってもらう。
第2話 言えなかった理由
ジェーンはグレイソンに自分はデビーだと告白するが、ステイシーには話したことに納得していない。放火で刑務所に入っているマイケルの兄ビリーの相談を受ける。マイケルが無実だと罪を認めないため、仮釈放されないとのこと。ジェーンはマイケルを説得して仮釈放委員会で罪を認めさせるが、仮釈放にはならなかった。マイケルの冤罪を晴らそうと調査し始め、マイケルに有罪判決を下したオーウェンに証言を求める。キムの産休を埋めるため、新しい弁護士ベリンダがやって来る。グレイソンは彼女と組んで、クルーズ船で事故にあい、夫婦仲が悪くなったサラの案件を担当する。バハマの法律が適用され、グレイソン達の訴訟は却下される。グレイソンは訴えの内容を変えサラが食料庫に忍び込んだと証言したため、サラと夫は海賊行為で逮捕されてしまう。
第3話 初デートをもう一度
ジェーンはベリンダが担当する案件のサブにつく。人気バンド、ブラック・ペダルズのリアムがトラブルを起こし、ベリンダは検事と話して社会奉仕活動だけですむようにする。リアムはもうすぐツアーが始まるから無理だと言い出し、ジェーンが検事に別の提案をして、リアムの広告への出演でまとまる。トラブルばかり起こすリアムは、バンドをクビになってしまう。同じメンバーの二ールとは長年の付き合いで夫婦とも言えると考えて、慰謝料を請求することに。グレイソンは無料相談を受け、古いアパートが取り壊されそうだと困っているジェシカの弁護を担当する。アパートの壁には絵が描かれていて、絵を見たテリーは著名なアーティスト、ラスキーの作品だと驚く。法廷の壁にラスキーが絵を描いて判事を怒らせ、グレイソンは留置場に入れられてしまう。
第4話 禁じられた愛
ジェーンはグレイソンと一緒に、彼の友達セスの相談を受ける。セスの妻レイチェルは病気で亡くなり生前彼女は裏庭に埋葬してほしいと言っていたが、彼女の両親が遺体を引き取って一族の墓に入れると言っている。話し合いをするが意見がまとまらず、法廷で争うことに。セスが遺体に接近することを許されるが、葬儀社から遺体が消えてしまう。キムはカフェでコーヒーを買って駐車場に行くと、少年から自分を養子にしてほしいと声をかけられる。少年の名はライアンで、キムとオーウェンで弁護することに。児童福祉局でライアンの年齢にミスがあり、修正するには数ヶ月かかるとのこと。キムは法廷でライアンが代理人をつける権利を勝ち取る。ポールは100ドルでロールロイスが売り出されているのを見てすぐに手に入れるが、持ち主の妻が勝手に売ったものだとわかりトラブルが起きてしまう。
第5話 あなたとの一夜
チアガールのチェルシーと記者のローズマリーがジェーンに会いに来る。チェルシーが所属しているチアのチームではリーダーのアりーが権力を握っていて、チェルシーはアりーとチームのみんなからいじめにあっているとのこと。ジェーンが戦略をローズマリーにもらし、証人として呼ぶはずだったOGは相手側へ寝返ってしまう。法廷ではチェルシーが選手の1人と寝たと追求され、ジェーンは不利な状況に。オーウェンとグレイソンは、市から7万5千ドル要求されているマックスウェル家の案件を担当する。交通事故を心配して家の前に減速帯を敷いたが市に撤去され、その費用を要求されている。ポールがクレジットカードで買い物しすぎて月末の支払いをなくそうと、テリーが弁護士のふりをしてカード会社と和解交渉してしまう。
第6話 デスパレートな女たち
テリーの件でジェーンとグレイソンはぎくしゃくしている。そんな2人が司法省から呼び出され、国選弁護人として反逆罪に問われているスーザン・ピーターソンの弁護を依頼される。スーザンはごく普通の主婦で、逮捕されるようなことに心当たりはないとのこと。起訴内容も聞かされず判事と連邦検事はスキッフへ行き、1時間後に肝心な部分は黒塗りされた起訴状を受け取る。キムは里親から追い出された4人の子供達の案件を担当する。里親はテレビ番組で家を増改築してもらったが、広い家を手にした途端に子供達を追い出している。裁判では子供達に訴える権利はないと、判事に却下される。ステイシーはやたらとゲップが出るようになり、カフェのウェイトレスに不吉な子供だと言われて気にしている。
第7話 「愛してる」のタイミング
グレイソンと一夜を過ごしたジェーンはグレイソンが家を出る時、つい「愛している」と言っていまうが、グレイソンには聞こえていないようだった。仕事では白血病の少女ローラと母親の案件を担当する。ローラに骨髄移植を約束していたシスターが突然、移植を断ってきた。法廷で証言を聞くと妊娠しているとのこと。ジェーンは判事に頼んでローラの実父に事情を説明してもらうが、骨髄提供にば同意してもらえなかった。オーウェンは友人でもある市長エリーの依頼を担当する。市長は火事になった高校のために市庁舎を貸し出してしまい、他の議員が怒っていて市長を罷免しようとしている。オーウェンはある議員に取引を持ちかけて票を確保するが、市長は取引内容を守らず再び罷免の危機に。キムがテリーをクビにしてしまったが、出所するテリーにジェーンはクビ宣告をできずにいる。
第8話 オトコの勝負時
ジェーンは性同一性障害のサムの案件を担当する。奨学金を得て私立校に通うサムは体の性別は女子だが心は男子で、男子の制服を着てずっと通っていた。ある日、トレイでサムが女子だとバレてしまう。。校長は思いやりがありサムの事情を受け入れていたが、理事は反対しサムに女子トイレを使うよう指示する。キムがサブについてジェーンは見事に勝利するが、学校側はサムを退学にしてしまう。ジェーンと一緒にいたグレイソンはオーウェンからの電話に出ず、やっと出た時には依頼人ドリューが殺人容疑で捕まっているとの知らせだった。急いで警察に行くがドリューには会えないまま、裁判を迎える。ジェーンはグレイソンに隠し事をしたくないとポールが守護天使だと話そうとするが、ポールに邪魔されてしまう。
第9話 エンゲージリングは涙の色
撃たれたグレイソンが病院で目覚め、意識もしっかりしている。ジェーンに仕事の依頼があり断ろうとするが、グレイソンのすすめで引き受けることに。とうがらしソース工場の排ガスが原因で、近隣住民の多くに体調異常が起きている。会社のオーナーと話しをするがまとまらず、ジェーンは法廷に持ち込み工場は営業停止に。キムの父ラリーが逮捕され、キムは法廷で執行猶予半年を勝ち取る。その後、ラリーのSNSを見てキムは母リタが訪ねて来て、ラリーが結婚した相手のしている指輪は自分のものだとリタが言い出す。父と母とキムで話し合おうとするが不満の言い合いで、ラリーはオーウェン、リタにキムが代理人となり、法廷で争うことに。グレイソンはステイシーにジェーンにプロポーズするつもりだと伝え、家にある婚約指輪を取りに行ってもらう。
第10話 アイム・バック!
グレイソンが亡くなり悲しみに暮れるジェーンをステイシーが旅行に連れ出す。パスポートを取りにジェーンが事務所に行くと、グレイソンの顧客だったペニーと会って、案件を引き継ぐことに。ペニーの弟は交通事故で死亡したが加害者トムは無罪となり、ペニーはハッキングしてトムの名前の横に人殺しと書き込んでいた。ジェーンが法廷でその件を持ち出したため、ペニーは不正アクセスの罪で逮捕されてしまう。キムは人形ミッキーを連れた腹話術師グレッグの依頼を引き受ける。いつもグレッグはミッキーの分も座席を取っていて、2人分のマイレージが貯まっていた。航空会社はミッキーのアカウントを無効にし、機内でのクレームが多いからだと主張する。天国に着いたグレイソンは受付でフレッドと出会い、地上に戻る方法を教えてもらう。